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茨城県南地域の地震多発地帯にある23市町村を対象にした木造耐震診断が国、県、市町村の補助で初めて実施されました。つくば市でも昭和55年以前に建てられた100戸を対象に募集をしたところたちまち枠が一杯になり、住民の方の地震に対する関心の高さに驚きました。私も数件の耐震診断をし、報告を終えたところです。
診断した家は25〜6年が経過していて、筋かいに金物が無く、大きさも90×30程度のものが多いようです。地震に対する耐力度は0.5〜0.7程度で「倒壊の恐れがある」とされたものが大半です。診断後に開催された無料相談会でも3月5日の茎崎公民館は満員、12日の春日公民館は6組と盛況でした。皆さんから出た質問はどの程度の地震に耐えられるのか、補強工事はどうしたら良いのか、などです。耐力度の数値は、経年変化でどの程度劣化しているのかわからないものに対しては強度ゼロと言う考え方ですから、実際よりはかなり低めに出る傾向がありますのであまり悲観的にならないで下さい。ただ、1階は大広間(店舗)でほとんど壁や筋かいが無く、2階が住居で壁が多く、筋かいもたくさんある場合には、2階の筋かいによる壁の抵抗が2階梁に直接かかりかなり危険な状況になるのでバランスをとった補強工事が早急に必要となります。
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